7月の誕生石は5大宝石(ダイヤモンド。サファイヤ、エメラルド、パール)の中のひとつ、ルビー!
宝石の歴史の中で、古代から珍重されてきた宝石の1つで、インドでは「ラトナラジュ(宝石の王者)」と呼ばれていました。
宝石ことばは“情熱・仁愛・威厳”
ルビーはその色から、血、火、炎などのイメージされ、ギリシャ神話では、炎と情熱の軍神アレースと結びつくとされています。
闘争心をかりたて、行動力を高めると言われ、宝石ことばは“情熱・仁愛・威厳”。
古代からパワーのある宝石として、珍重されてきたことがわかります。
古代インドでは
「ルビーの赤はその石の中の、燃えさかる不滅の炎のせいで、赤くなる」
と考えられていました。
プリニウスはローマ時代、当時の百科事典『博物誌』の中で
「ルビーは不思議な石だ。内に秘めたる情熱の炎を宿している」
と書き残しています。
あなたの情熱はどこへ向かっていますか?
分析技術も何もなかった、約2000年前の時代に生きたプリニウスが、ルビーの持つ蛍光性を知り得たとは思えないのですが・・・。
ルビーは紫外線、X線どんな光を当てても、真っ赤に輝く蛍光色を発します。